☆原付でも事故で相手が死亡することも
・「お手軽で、交通機関が不便なところにも便利に行ける。自転車のようにこぐのが大変な人が楽になる」という理由で、原付自転車の需要が増えてます。ご近所の奥様も、最近、原付自転車を買って、ごきげんにお買い物に出かけていきました。
・自転車をこぐのは楽になります。電車を乗り継ぐより楽に行けます。でも、原付自転車にも自賠責保険が必要だって事、ご存知ですか。あなたがきちんと信号を守って原付自転車に乗っていても、ご老人がふいに飛び出してきたり、小さい子供だったから出てきたことに気づかなかったら、相手が怪我することも、あるいは相手が死亡することだって、ありえるんです。あなたが思ったよりも原付はスピードが出て、すぐに止めることは出来ないんですよ。
☆原付自転車も自賠責は強制保険です
・原付自動車、スクーターのようにお手軽に乗れて、自動車の免許のような取るのが大変でない乗り物でも、スピードは思ったより出ますし、広い誰もいない道を走るわけではありません。そういう事もあってか、原付自転車、スクーターも自賠責保険は強制保険です。
・自賠責保険の更新を忘れたら、違反になり、違反点数6点がつき、免許停止処分ですよ。そして、1年以下の懲役または50万円以下の罰金になります。
なぜ、自賠責保険が強制保険なので、なぜ忘れやすいのでしょうか?
☆原付自転車の自賠責保険を忘れやすい理由
・自動車は車検があり、その時に自賠責保険も車検費用と一緒に自動車整備会社に請求されます。だから、自動車の自賠責保険は、忘れず、更新するのです。仕事で車検の支払いもしてましたが、私は自賠責保険は税金の一種だと思ったくらいですから。
・それに比べて、原付自動車は車検がありません。つい、忘れてしまいます。
けれど、原付自転車を買ったときにその店で自賠責保険に入ったはずです。自賠責保険に入っているのなら、1更新前に「保険会社から更新のお知らせ」は必ず、送ってきます。それを広告だから捨ててもよいと思わず、大事に取っておきましょう。
☆原付で安く保険に入る方法
・ご家族で自動車を持っていて、PAP、SAPなどの自動車保険に加入してますか?それにつけられる特約で「ファミリーバイク特約」があり、契約者とその家族がもっている125ccまでのバイクなら何台でも大丈夫です。主保険の等級にもよりますが、プラス年間1万円以内で「ファミリーバイク特約」をつけられます。これは、対人事故や対物事故を起こした場合、自動車にかけているのと同じ条件で相手に賠償できます。
しかも、バイクが事故を起こして「ファミリーバイク特約」を使ったとしても、事故としてカウントされません。
・ただし、問題としてファミリーバイク特約の場合は搭乗者保険が対象外なのです。よく原付やスクーターに乗るのならば、交通傷害保険やバイク用の搭乗者保険に加入する事をお勧めします。